農作物が気持ちよく成長できる環境づくりのために、農家仲間との連携を高めています。
農作物は手を掛ければ掛けた分だけ応えてくれます。
これからも丹精を込めて栽培した作物を“すべての人の健康のために”お届けし続けます。
農作物にかける想い
当社で栽培された農作物は、多くの人々に“健康で豊かな食生活をお届けする”というスローガンのもと、農薬未使用、隣接する圃場から飛散してくる農薬(ドリフト)に注意して育てています。
また食味がよくなるように有機栽培も積極的に取り入れ、圃場では有機肥料を主体とした減化学肥料の栽培を心がけており、「安心・安全」はもちろんのこと「美味しさ」を皆様に提供いたします。
土作りへのこだわりについて
キノコ栽培に使用されている菌床(コーンコブ)、牛、豚、鶏の動物性堆肥を使用して、健康な土壌作りを行う循環型農業を実践しています。土に堆肥を圃場に大量投入することで空気を取り込みふわふわの状態になります。そうすることで作物は広くそして深く根を張り巡らして土の栄養分を吸収する事ができます。 また堆肥はそのままでは肥料にはなりません。それをエサに微生物が大量増殖し分解する事で腐植土となって、作物が吸収できる成分となります。そして増殖した微生物は、作物にとって好ましくない菌の進入を抑える効果が期待できます。健康な土壌作りは、こうして誕生します。
農業の未来について
当社では、ニンニク以外にもジャガイモ・大豆等、新たな農作物も栽培しています。 連作障害と言って、同じ場所で同じ作物を続けて栽培することで生産量が減少することがあります。順番に違う作物を作り、圃場を休ませる事で連作障害を防止しています。 実際に、自社栽培したニンニクとジャガイモを使い、ポテトチップスの製造販売を開始したり、大豆をお味噌屋さんへ提供し、“甘味が美味しい大豆なのでまた栽培してほしい”というご要望もいただいております。 今後も新たな農作物を栽培することで、皆様のご要望に応えられるよう農業の可能性を追求してまいります。
農業への信念について
農作物が成長でき、農家の皆が気持ち良く働ける環境づくりが農業には大切だと考えています。
畑づくり・植え付け・収穫・加工と一連の作業には多くの方々が関わります。大変な仕事ですが、スタートでボタンの掛け違いをしないよう協調しあい後作業をする人の事を考えて作業を進めることで、各工程で皆さんが気持ち良く働けるよう工夫しています。また圃場の景観を保ち、害虫の発生を少なくするために周辺の草刈りをこまめに行うことで、農作物が成長できる環境を整えています。結果として、掘り取り・収穫・加工まで滞る事なく作業が進むためフレッシュな状態で農作物が保つことを可能とします。
生産者の紹介
農業は、天職。
始めは、ニンニクを原料とした加工品を扱う仕事をしておりました。 その中で、このニンニクがどの様に生育するのかに興味を持ち試験栽培をしたのがきっかけで、農業を始めすっかりはまりました。現在は天職と思っています。農業は基本的に重労働です。ただ、種子を植え付けて発芽した時から充分成長して収穫する時まで、その間の農作業の中で、自分自身が自然に同化している感覚が味わえ、その全てが大きな喜びとなり力となります。農業にはマンパワーが欠かせません。しかし昨今は、人の確保が難しいのも事実です。技術的な改良はもとより、収穫量は落とさずに圃場の管理等、必要最小限の人員で効率的な作業を進められるよう、探究し続けていきたいと思います。
取扱い農産物
長野中野事業所では、現在、以下の農作物を取り扱っています。